異色健康ランチバイキング!
近頃バイキングブームの我が家。
鳥取県米子市は皆生温泉にある観光ホテル「東光園」でランチバイキングをしているという話を聞いて行ってきた。
この「東光園」は、2000年にユーゴスラヴィア ビエンナーレにて「今世紀を創った世界建築家100人」にも選ばれ、EXPO70大阪万博や、愛知国際博などの日本国内で開催されてきた国際博覧会にも深く関わり、山陰においては島根県立図書館や島根県立美術館なども創った一級建築設計士菊竹清訓氏の建築で有名な観光ホテルだ。
建築について深くはわからないが、面白い建築を見ることは大変に興味があるので、個性的な建築である「東光園」にランチでお邪魔できるなら得ではないかと、浮き足立った。
着いてみれば、東光園は想像以上に独特のオーラを放つ建物だった。いい意味でも現世から浮いているような。そういった不思議〜な感覚を感じられる建物はそうそう無い。才能のある建築家の建築物に触れた時に感じる感覚だと思う。
建築の素人なので、何がどうなど、専門的なことは一切語れないのだが、外観もさることながら、ロビーの大きな三本柱といい、階段といい特徴的で格好が良い。
ただ、この建築物のもつ雰囲気と、ホテルの経営者のもつ雰囲気は全く違っているようで、それらの雰囲気同士が融合されると、弱冠、謎めきを隠せないような、ちょっと素人には消化できないような気持ちが残る館内。
河村隆一や浜崎あゆみの写真集が置いてある待合室や、80年アイドルの同窓会ポスターが貼られた土産物コーナー、天井のスピーカーからは鷲の生態?が語られている音声がした。
異空間に迷い込んだような気持ちは、バイキング会場に行っても変わらなかった。
非常にヘルシーで、健康的なバイキング。そういったコンセプトはとてもありがたい。安心できるものだ。
でも、料理に付けられたネーミングがすごい。
「若く見られる煮物」「同級生と5歳差がつく荷物」「魔法の水」…etc
生きたドジョウまでラインアップされており、大人ひとり1350円。
玄米珈琲も飲むカルシウムもある。
牛骨ラーメンも食べられる。
建物からメニューから、何から何までそこらへんのバイキングとは一線を画した東光園のランチバイキング。
好みは分かれるかもしれないが、好きな人はハマるかもしれないし、その全てに魅了されるかもしれない。
バイキング会場の入り口前には、体の痛みをとってくれるホテイ様の像もあるので、健康に気遣ったバイキングに行きたい人にとっても良いところかもしれません。
わたしたちは、不思議さで満腹に。
- ジャンル:洋菓子(その他)
- 住所: 米子市皆生温泉3-17-7 東光園
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- (写真提供:★カプチーノ)
心残りは庭の見学をし忘れたこと。
庭から見た建物を見てみたかった。
残念。
ちなみに菊竹清訓さんの建築物である出雲大社庁の舎や、よく行く島根県立図書館の建物はすごく好きだ。
ヨメ