松江で博多の味
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来るなり「しまった!火曜日に来れば替え玉無料だった!」と、いきなり悔やんでいる様子のラーメン好きの夫。
日頃は二郎系フリークだが、御用達のお店がファミリー向けではないので(座席が)、数歩譲って、店内が小綺麗で、小さいこども用の椅子もあるこの店「博多屋源吉」に連れてきてくれた。
ラーメン店なのだから、どうしたって獣のにおいはするものの、綺麗な店は居心地が良い。
源吉ラーメンを注文。とんこつ味。
福岡に住んでいたので、やっぱりとんこつラーメンが好きだ。
このお店のラーメンのスープは、豚骨でもあとにひかず、わりとアッサリした後味の印象。でも、ちゃんととんこつの味がして普通に美味しい。
ただ、初めて入ったこの店で、唯一失敗したかもと思ったのは、選べる麺の固さで、ヤオメ(やわらかい麺)を選んでしまったこと。
夫はカタメを選んでいたが、わたしはスープがしっかり絡みそうな気がして、ヤオメにしたのだけど、食感がお味噌汁に入れたそうめんに近くて、まあ、それはそれで美味しくはあるのだけれど、博多を思い出して食べたかったので、もうすこしカタメを選べばよかったと…。
このへんは好みの問題ですね。
夫は替え玉も追加注文していて、カタメのあと、ヤオメも食べていたのですが、
「家でとんこつスープにそうめん入れて食べるのもいいかもしれない!」と、(ビミョ〜な)ヒントを得ていたようなので、ヤオメは嫌ではなかった模様。
ただし、根本的に二郎系派閥なので、それを食べた後ほどの満足そうな表情は見受けられなかったものの、ラーメン店でラーメンを食べたことの喜びには満ちている風で、「普通に美味しいお店だったね」との感想で店を後にした。
わたしも同感。
お店がシンプルな和風で綺麗なので、ご家族でも、オシャレした奥様でも、小さいお子様でも居心地よく行ける、よいラーメン店です。
ヨメ
おいしいケーキ屋さん
ケーキを食べたくなって、建物だけは記憶にあったケーキ店、フランス菓子クロード へ行ってきた。
色とりどりの可愛らしいケーキがショーケースに並んでいて、どれもオシャレ。
散々迷って夫と一つずつ購入。
家に持ち帰り、早速食べてみたところ、想像以上に美味しかった。
生クリームの甘さ加減が好みで、とても美味しい!
お気に入りのケーキ店が出来て、嬉しくなった。
今回買ったケーキは、夫の選んだもののほう(生クリームたっぷり)が、わたしの選んだもの(チョコ系)より、味が好みで素晴らしかった。
味見程度しかしてないそれを今度は買い、がっつり食べたい。
と、同時に、山陰にあるほかのケーキ店めぐりもしてみたくなった。
とりあえず、このお店、今のところすごくお気に入り店なので、今年のこどもの誕生日ケーキはこちらで注文しようかと考えている。
ヨメ
フランス菓子クロード 上乃木本店0852-26-7540島根県松江市上乃木7-10-6 http://tabelog.com/shimane/A3201/A320101/32000248/
異色健康ランチバイキング!
近頃バイキングブームの我が家。
鳥取県米子市は皆生温泉にある観光ホテル「東光園」でランチバイキングをしているという話を聞いて行ってきた。
この「東光園」は、2000年にユーゴスラヴィア ビエンナーレにて「今世紀を創った世界建築家100人」にも選ばれ、EXPO70大阪万博や、愛知国際博などの日本国内で開催されてきた国際博覧会にも深く関わり、山陰においては島根県立図書館や島根県立美術館なども創った一級建築設計士菊竹清訓氏の建築で有名な観光ホテルだ。
建築について深くはわからないが、面白い建築を見ることは大変に興味があるので、個性的な建築である「東光園」にランチでお邪魔できるなら得ではないかと、浮き足立った。
着いてみれば、東光園は想像以上に独特のオーラを放つ建物だった。いい意味でも現世から浮いているような。そういった不思議〜な感覚を感じられる建物はそうそう無い。才能のある建築家の建築物に触れた時に感じる感覚だと思う。
建築の素人なので、何がどうなど、専門的なことは一切語れないのだが、外観もさることながら、ロビーの大きな三本柱といい、階段といい特徴的で格好が良い。
ただ、この建築物のもつ雰囲気と、ホテルの経営者のもつ雰囲気は全く違っているようで、それらの雰囲気同士が融合されると、弱冠、謎めきを隠せないような、ちょっと素人には消化できないような気持ちが残る館内。
河村隆一や浜崎あゆみの写真集が置いてある待合室や、80年アイドルの同窓会ポスターが貼られた土産物コーナー、天井のスピーカーからは鷲の生態?が語られている音声がした。
異空間に迷い込んだような気持ちは、バイキング会場に行っても変わらなかった。
非常にヘルシーで、健康的なバイキング。そういったコンセプトはとてもありがたい。安心できるものだ。
でも、料理に付けられたネーミングがすごい。
「若く見られる煮物」「同級生と5歳差がつく荷物」「魔法の水」…etc
生きたドジョウまでラインアップされており、大人ひとり1350円。
玄米珈琲も飲むカルシウムもある。
牛骨ラーメンも食べられる。
建物からメニューから、何から何までそこらへんのバイキングとは一線を画した東光園のランチバイキング。
好みは分かれるかもしれないが、好きな人はハマるかもしれないし、その全てに魅了されるかもしれない。
バイキング会場の入り口前には、体の痛みをとってくれるホテイ様の像もあるので、健康に気遣ったバイキングに行きたい人にとっても良いところかもしれません。
わたしたちは、不思議さで満腹に。
- ジャンル:洋菓子(その他)
- 住所: 米子市皆生温泉3-17-7 東光園
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- (写真提供:★カプチーノ)
心残りは庭の見学をし忘れたこと。
庭から見た建物を見てみたかった。
残念。
ちなみに菊竹清訓さんの建築物である出雲大社庁の舎や、よく行く島根県立図書館の建物はすごく好きだ。
ヨメ